2022.01.18 (Tue)
子どもの頃は嫌いだったけど、大人になってから食べられるようになった野菜
最近、面白い記事を見つけました。
◇◇◇◇◇◇
「子どもの頃は嫌いだったけど、大人になってから食べられるようになった野菜」
https://kufura.jp/life/cooking/199384
・『kufura』調べ
・アンケート対象:20〜50代の男女500人
第1位「ピーマン」…82票
第2位「ナス」…51票
第3位「人参」…34票
第4位「トマト」…27票
第5位「セロリ」…24票
第6位「しいたけ」…20票
第7位「玉ねぎ」…15票
第8位「ゴーヤ」…12票
第10位「春菊」…11票
第10位「大根」…11票
◇◇◇◇◇◇
…いかがでしょう?私個人的には第4位のトマトだけは子供の頃から好きでしたが、それ以外は確かに全て
1.できれば避けたい
2.かなり嫌い
3.どうしても無理
のどれかに属する野菜でした。多分、少なくとも昭和に子供だった世代の人たちは、概ね納得の結果ではないでしょうか?
ちなみに私の場合は、
1.できれば避けたい
人参→独特のエグ味
しいたけ→断面がナメクジを連想
玉ねぎ→味も食感もダメ
ゴーヤ→苦い、表面が気持ち悪い
大根→苦い
2.かなり嫌い
ピーマン→まずい
3.どうしても無理
ナス→中の白い部分が柔らかくて気持ち悪い
セロリ→独特のクセが強すぎ
春菊→独特のクセが強すぎ
という感じでした。
しかし、大人になってから、いや、いつの頃からかどれも大好きになりました。おでんのだしの染み込んだ大根、そのまま焼いて醤油だけ垂らすしいたけ、春の天ぷらや吸い物に嬉しい春菊、青椒肉絲はもちろんピザトーストやナポリタンにも欠けていると物足りなく感じるピーマン、今では嫌いどころか大好物です。
今思えば、比較的若い頃に苦手意識を克服した野菜は、何かしらのきっかけが必要でしたが、歳を重ねるごとにそれがなくても自然と美味しく感じられるようになれるんですよ。食わず嫌いさえしなければ。
これは、加齢に伴う味覚の変化や、最近の野菜そのものの苦味・クセ・エグ味などが、品種改良を重ねて抑えられて食べやすくなったことなどが原因だと思われます。それぞれの野菜の好き・嫌いはともかく、最近の野菜は確実に美味しく食べやすくなっているので、食わず嫌いはもったいないです。
最後に、私が最も嫌いだった3つの野菜を克服したきっかけを、参考までにご紹介します。
まずナス。これは学生時代に読んだ「美味しんぼ」がきっかけです。
それまではナスは中の白い部分の柔らかい食感が気持ち悪くてダメでした。また、私の家ではナスは煮物や味噌汁で出てくることが多く、その苦手ポイントが特に強調されがちでした。
しかし、「美味しんぼ」の、なす嫌いの少年をなす好きにさせるエピソードを読み、私も油炒めを気に入り、以降、揚げナス、焼きナス、焼き肉や鉄板焼きのナス、ナスの漬物、それに煮物や味噌汁までなんでもOKになりました。
セロリはかなり長い間苦手でした。多分、家でよく出ていた炒め物のセロリがダメだったのだと思います。
しかし、私が若い頃には、なんだかんだ参加するパーティーがたくさんあり、そこでよく野菜スティック、生のセロリと出会いました。これがマヨネーズをつければなかなか美味しいこと。私はよく口内炎ができたので、その予防のためにも食べよう、というモチベーションが湧きました(効能の有無や程度については不明)。
春菊も家のすき焼きの定番材料でしたが、どうしてもダメでした。
それが野菜に興味を持ち、野菜ソムリエになると、四季の変化や採れる野菜の時期に敏感になりました。今くらいの時期なら暖かい春が待ち遠しい。春になったらぜひ春の山菜の苦味で飲み食いしすぎた冬仕様の体をデトックスしたい。そう考えると、あれほど嫌いだった春菊独特の苦味、エグ味がとても貴重に思えてくるのです。
このように考えると、子供の頃に嫌いで大人になって食べられるようになった原因の一つは、育った家庭の食生活にもありそうです。
わかりやすく例えるなら、子供の頃、家庭では蒸しただけのジャガイモしか食べたことがなく、たいして好きではなかった。それが自由に外食できるようになり、マックのフライドポテトと出会ったら、その美味しさのあまり一気にジャガイモ好きになってしまった、みたいなことってありますよね?
ということは、子供の頃の印象だけで食べ物の好き嫌いを決めつけたまま一生を終えてしまうのは、あまりにももったいないです。
つまり、大人になったら、子供の頃に嫌いだった野菜を、それもできれば当時とは違う食べ方で試してみると、何か新しい発見があるかもしれません。
そんな私にも、今なおあまり得意ではない野菜が少なからずあります。冬瓜なんてその筆頭です。
試す価値、ありですね。
◇◇◇◇◇◇
「子どもの頃は嫌いだったけど、大人になってから食べられるようになった野菜」
https://kufura.jp/life/cooking/199384
・『kufura』調べ
・アンケート対象:20〜50代の男女500人
第1位「ピーマン」…82票
第2位「ナス」…51票
第3位「人参」…34票
第4位「トマト」…27票
第5位「セロリ」…24票
第6位「しいたけ」…20票
第7位「玉ねぎ」…15票
第8位「ゴーヤ」…12票
第10位「春菊」…11票
第10位「大根」…11票
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…いかがでしょう?私個人的には第4位のトマトだけは子供の頃から好きでしたが、それ以外は確かに全て
1.できれば避けたい
2.かなり嫌い
3.どうしても無理
のどれかに属する野菜でした。多分、少なくとも昭和に子供だった世代の人たちは、概ね納得の結果ではないでしょうか?
ちなみに私の場合は、
1.できれば避けたい
人参→独特のエグ味
しいたけ→断面がナメクジを連想
玉ねぎ→味も食感もダメ
ゴーヤ→苦い、表面が気持ち悪い
大根→苦い
2.かなり嫌い
ピーマン→まずい
3.どうしても無理
ナス→中の白い部分が柔らかくて気持ち悪い
セロリ→独特のクセが強すぎ
春菊→独特のクセが強すぎ
という感じでした。
しかし、大人になってから、いや、いつの頃からかどれも大好きになりました。おでんのだしの染み込んだ大根、そのまま焼いて醤油だけ垂らすしいたけ、春の天ぷらや吸い物に嬉しい春菊、青椒肉絲はもちろんピザトーストやナポリタンにも欠けていると物足りなく感じるピーマン、今では嫌いどころか大好物です。
今思えば、比較的若い頃に苦手意識を克服した野菜は、何かしらのきっかけが必要でしたが、歳を重ねるごとにそれがなくても自然と美味しく感じられるようになれるんですよ。食わず嫌いさえしなければ。
これは、加齢に伴う味覚の変化や、最近の野菜そのものの苦味・クセ・エグ味などが、品種改良を重ねて抑えられて食べやすくなったことなどが原因だと思われます。それぞれの野菜の好き・嫌いはともかく、最近の野菜は確実に美味しく食べやすくなっているので、食わず嫌いはもったいないです。
最後に、私が最も嫌いだった3つの野菜を克服したきっかけを、参考までにご紹介します。
まずナス。これは学生時代に読んだ「美味しんぼ」がきっかけです。
それまではナスは中の白い部分の柔らかい食感が気持ち悪くてダメでした。また、私の家ではナスは煮物や味噌汁で出てくることが多く、その苦手ポイントが特に強調されがちでした。
しかし、「美味しんぼ」の、なす嫌いの少年をなす好きにさせるエピソードを読み、私も油炒めを気に入り、以降、揚げナス、焼きナス、焼き肉や鉄板焼きのナス、ナスの漬物、それに煮物や味噌汁までなんでもOKになりました。
セロリはかなり長い間苦手でした。多分、家でよく出ていた炒め物のセロリがダメだったのだと思います。
しかし、私が若い頃には、なんだかんだ参加するパーティーがたくさんあり、そこでよく野菜スティック、生のセロリと出会いました。これがマヨネーズをつければなかなか美味しいこと。私はよく口内炎ができたので、その予防のためにも食べよう、というモチベーションが湧きました(効能の有無や程度については不明)。
春菊も家のすき焼きの定番材料でしたが、どうしてもダメでした。
それが野菜に興味を持ち、野菜ソムリエになると、四季の変化や採れる野菜の時期に敏感になりました。今くらいの時期なら暖かい春が待ち遠しい。春になったらぜひ春の山菜の苦味で飲み食いしすぎた冬仕様の体をデトックスしたい。そう考えると、あれほど嫌いだった春菊独特の苦味、エグ味がとても貴重に思えてくるのです。
このように考えると、子供の頃に嫌いで大人になって食べられるようになった原因の一つは、育った家庭の食生活にもありそうです。
わかりやすく例えるなら、子供の頃、家庭では蒸しただけのジャガイモしか食べたことがなく、たいして好きではなかった。それが自由に外食できるようになり、マックのフライドポテトと出会ったら、その美味しさのあまり一気にジャガイモ好きになってしまった、みたいなことってありますよね?
ということは、子供の頃の印象だけで食べ物の好き嫌いを決めつけたまま一生を終えてしまうのは、あまりにももったいないです。
つまり、大人になったら、子供の頃に嫌いだった野菜を、それもできれば当時とは違う食べ方で試してみると、何か新しい発見があるかもしれません。
そんな私にも、今なおあまり得意ではない野菜が少なからずあります。冬瓜なんてその筆頭です。
試す価値、ありですね。
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